昨日は、指値が一つも入らずにノートレードでした。
そこで、パソコンに向かってトレードできる時は、指値と成行を上手く使い分けて、エントリーに工夫を加えてチャレンジすることにしてみました。
3通貨ペアでトレードを行った結果、トータルで+70.8pips獲得です。
取引概要
トレード1
・取引通貨ペア:米ドル/スイスフラン【USD/CHF】
・売買方針:買い
・ストップ:平均20pips程度
・利食い:目標 20pips
トレード2
・取引通貨ペア:ユーロ/米ドル【EUR/USD】
・売買方針:売り
・ストップ:平均20pips程度
・利食い:目標 20pips
トレード3
・取引通貨ペア:ユーロ/円【EUR/JPY】
・売買方針:売り
・ストップ:平均20pips程度
・利食い:目標 20pips
1時間足と4時間足の状況
毎度のごとく、上位足でサクッと移動平均線の並びをチェックします。気をつけるのは、1時間足のMACDくらいです。
ゼロ上にあるかどうかは、パッと見て判断できますが、ゴールデンクロスしてるのかどうか微妙なときがあるので、メーターを入れています。これでサクッとチェック。これだけです。
上のチャートは、米ドル/スイスフラン【USD/CHF】の4時間足と1時間足です。買いトレードは、移動平均線の数値が小さな順に上から下に並んだ場合です。
また、売りの場合は買いの場合の逆に並びます。
売りを実行したユーロ/米ドル【EUR/USD】とユーロ/円【EUR/JPY】は、そのように並んでいました(チャート図は省略)。
為替が動く時間帯は毎日大体決まってますが、同じタイミングで3通貨ペアがこのようなチャンスです。
5分足でのエントリーポイントを工夫
普段は、一定のルールの下、指値を使ってエントリーを行います。下のチャートは、売りの場合の指値位置です(買いの場合も同じ)。
詳細な取引ルールにつきましては、別記事『5分足のトレード手法(スキャルピング~デイトレード編)』にて解説しています。
常にチャートを見ているわけでは無いので、大体は指値を入れておきます。そうすると、1本の時もあれば2本の時もあり、入らないケースもあります。以下の記事がトレードできなかった例です。
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しかし、指値が入らなくても、レートは上位足で確認したトレンドの方向に動く傾向にありますので、トレードに至らない場合は損した気分になります。
そこで、チャートを見ながらエントリーできる場合は、少し工夫してトライしてみることにしました。
エントリーの改良点
- 指値位置:ピンクのライン1本のみ
- 成行のタイミング:RSIが上限(下限)に達したとき
とりあえず、この2点をルールとして加えてトレードしてみました。
トレード結果
3通貨ペアのスキャルピングによるトレード経緯は、以下の5分足チャートです。
米ドル/スイスフラン【USD/CHF】~買い
最初のエントリーは、『成行1』です。いきなりルール無視です。これは、いつもの癖というか、黄色、青のラインで指値を入れていましたので、条件反射的に入れてしまいました。
そして、『指値1』ですが、これがレートが甘かったのか、僅かな差で入りませんでした。しかも、このタイミングでRSIが底を叩きました(青丸部分)。「指値が入ってない」ことも相まって、すかさず『成行2』を実行。
慣れていない方法なのであたふたしましたが、2つの買いポジションを建てられました。
利食い目標は、20pips程度でしたので、緑の線にタッチしたところで全決済しました。トレールすれば良かったですが、他2通貨ペアもあるので、これで終了です。
ユーロ/米ドル【EUR/USD】~売り
次は、売りのトレードです。指値はピンクライン1本に置き、RSIの天井を待ちます。ちょうど青のラインを上抜けた辺りでRSIが天井を打ちましたので(赤丸)、ローソク足が確定してから次のローソク足で『成行1』です。
ピンクまで戻してくれるのを期待しましたが、ユーロ/米ドルは、結局この1本がポジションです。
利食い目標は20pipsでしたので、到達した時点ですかさず決済して完了です。これ以降も下落しましたが、勝ったのでOKです。
ユーロ/円【EUR/JPY】~売り
3通貨ペア目です。
最初の『成行1』は、RSIの天井です。青いラインまで引きつけて、上手く入れました。ピンクラインまで届くかどうかでしたが、近くまで戻してそのまま下落です。少しタイミングが遅れましたが、図の位置で『成行2』を実行。
もう最初に決めたルールがメチャクチャですw。
利食いも早まってしまい、どこに何の根拠もあるわけで無く決済してしまいました。気づくと2つのポジション合わせて+20.2pips。
これで全てのポジションが決済され、トータル+70.8pipsとなりました。
トレードを終えて
RSIをエントリーの補助として加えてみましたが、天井や底に付いた瞬間にエントリーするのは、かなりの集中力が必要です。そして、ローソク足が形成中なので、最良のタイミングかどうかは結果論になります。
ですから、RSIが天井、底をつけた次の足でエントリーする方が良いと考えます。より引っ張りたいなら、次ではなく、その次でも良いのかもしれません。結果は未知ですが。
色々課題が残った感じがする新ルールでしたが、パソコンに張り付いてチャートを見られる時は、改良しながらこの方法を続けてみます。
また、これはスキャルピングなのかデイトレなのか分かりませんが、何か慌ただしい感じがするので、スキャルピングに感じてしまいます。