現在、ユーロポンドは、1時間、4時間足、日足、週足といった時間軸では、レンジ状態に見えます。
レンジ状態にあっても5分足や1分足では、プチブレイクを繰り返していますので、短期的な売買ではトレードチャンスはあります。
今日は、1分足によるスキャルピングで勝負します。
しかし、このポンド君とは、相性が良くないので最悪でも引き分けに持ち込みたいところです。
取引概要
・取引通貨ペア:ユーロ/ポンド【EUR/GBP】
・売買方針:売り
・ストップ:10pips程度
・利食い:目標 10pips
1時間足の状況
下は、1時間足の状況です。
普段のルール通りに検討するとすれば、黄色の移動平均線(EMA)にZIGZAGが戻りを付けている状態であれば、上位足として「売り目線」となるのですが、このレンジの状況では、ZIGZAGのラインが引かれそうにありませんので、ローソク足で判断していきます。
赤のラインが沢山引いてありますが、黒丸で囲ったローソク足のヒゲ部分が、直近で意識されているレートに思えます。
この二つのラインを、ローソク足が実態で下抜けています。そして再び上昇して、一番下の赤ラインで戻されました。
その間、MACDがデッドクロスしたままゼロ下に入り込んできています。
短期間では、下落すると見ました。
5分足の状況
5分足の状況は、下のチャートの通りです。赤のラインは、1時間足に引いてあるものと同じです。
一旦、大きく下落してますが、戻ってきてミドルラインを上抜けしています。そして、MACDはゼロ下ですがゴールデンクロス中です。
普段なら、トレードは「見送り」です。
ですが、赤のラインを4度ほど超えようとしましたが、結局超えられませんでした。となると、短期的な下落が期待できます。
ということで、トレード実行です。
1分足のエントリーポイント
エントリーのタイミングは、1分足で図ります。下図は、エントリー直後の1分足チャートです。
このブログで紹介している1分足のスキャルピング・ルールに対しては、少し違反気味ですが、落ちるでしょう。
MACDがデッドクロスした瞬間にエントリーを仕掛けました。
上記したルール違反の点は、以下の通りです。
- ZIGZAGの戻りがEMAラインより上
- MACDがゼロラインより上
- 5分足のMACDがゴールデンクロス中
これだけのルール違反をしたわけですが、それでも上記したように「落ちる要素」があると判断しています。
損切りも10pips程度にしていますので、リスクは小さいです。仮に上昇に転じた場合は、10pipsを待たずして、ローソク足が赤ラインを実態で超えたら終了すると、損切りは5pipsで済みます。
とてもリスクの低いトレードです。
利食い位置とトレード結果
トレード範囲と結果は、以下のチャートの通りです。
- 直近の安値あたり
- MACDがゴールデンクロス
- 10pips獲得したら終了
直近安値を下抜け、ゴールデンクロスせずに続落、そして10pipsに到達。
ということで、思惑通りにトレードが進み、決済完了です。
今回は、ポンド君に圧勝です。