【2020年7月14日のトレード】
ポンド円のスキャルピングは、いつ以来になるだろう、と言うくらい久しいです。
ポンド君とは、あまり相性というかタイミング的に合わないことが多いとインプットされています。苦手意識は無いので、チャンスがあればいつでも行きます。
ということで、ポンド円の1分足スキャルピングのトレードです。
取引概要
・取引通貨ペア:ポンド/円【GBP/JPY】
・売買方針:売り
・ストップ:10pips程度
・利食い:目標 10pips程度
最初に1時間足からチェックします。
1時間足の状況判断
売りを判断する基準は以下の通りです。
- ローソク足がEMA(黄色い移動平均線)の下にある。
- zigzagがEMAに「戻り」を付けている。
- MACDがゼロ下でデッドクロスしている。
1時間足では、zigzagがEMAに「戻り」を付けているようには見えません。ローソク足ベースで見ると、黄色の移動平均線にローソク足がタッチして下落しています。
今回は、これで判断しています。
5分足の状況判断
5分足でも、1時間足とまったく同じチェックをします。
MACDがデッドクロスしていますが、ゼロラインより上で推移しています。
zigzagベースで見ると、EMAに「戻り」を付けていて、下落から一旦上昇しましたが、高値を更新していませんので続落の可能性が高いと判断しています。
ヒドゥンダイバージェンス中
チャート図のメインチャートのzigzagとサブチャートのMACDに、それぞれ赤いラインを引いています。
このラインは、ヒドゥンダイバージェンスが発生していることを示唆してくれています。
ヒドゥンダイバージェンス
・ローソク足の高値が切り下がっている。
・MACDの頂点が切り上がっている。
この現象が起きた場合、トレンドが継続することを示唆します。
この状態で5分足がデッドクロスした場合、スキャルピング、あるいはデイトレードのチャンスです。
今回は、最初のデッドクロスを見逃していましたので、1分足でエントリーのタイミングを探してのトレードとなりました。
1分足のエントリーポイント
では、1分足のエントリーポイントを見つけましょう。
下図は、エントリー位置を示した1分足チャートです。既に勝ちが確定している気分です。
ローソク足が移動平均線(黄色)の下で推移し始めてから、MACDがゼロ下に落ちてくることを確認してからエントリーです。
5分足がヒドゥンダイバージェンスしていますので、MACDがデッドクロスした瞬間に入るなど、もう少し早めでも問題無かった気がしますが、いつもの癖です。
トレード結果
1分足でのエントリー後は、上昇場面もありましたが、移動平均線(黄色)や20SMAにタッチしながら徐々に下落していき、下図の通り一気に下落した場面で、ローソク足が-3σにタッチした時点で決済しました。+19.0pipsの獲得です。
トレードを終えて
このチャート形状からすると、5分足トレードの方が利益が大きかった可能性があります。5分足のヒドゥンダイバージェンスが示すとおり、下落の継続サインにしたがってトレードするという方法です。
その間の1分足は、大きく上下することもありますので、「利食いのチャンスを逃すかも」という心理が働きます。
1分足でエントリーしたら、1分足で決済するということを鉄則にしていますので、今回はこれで終了です。
とはいえ、その後が気になります。
ドンマイ・・・