FXの5分足手法

相場認識の見誤りで引き分け

【2020年8月11日のトレード】
暑い日が続いています。頭の中がボ~っとしていたわけではありませんが、チャートの見誤りから、危うく敗戦するところでしたが、引き分けに持ち込んだトレードです。

トレード結果

最初に、トレード結果のチャートです。

トレード結果(GBP/CHF)2020/8/11

成行で買いエントリーした後、±0の位置で決済しています。

ZIGZAGの頂点から右下がりに引いてあるラインは、決済の目安と決めたラインです。「ここまでは戻るだろう」という予想です。

通常であれば、ここまで引っ張るのですが、このトレードの判断が間違っていたということに気づき、早々に決済しました。

どこがどう判断を誤ったかは、以下の通りです。

上位足の見間違い

トレードの判断は、最初に4時間足と1時間足の移動平均線の並びをチェックします。このトレード手法のルールとしている条件は、以下の通りです。

移動平均線の並び(買いの場合)

・4時間足:下から600SM、120SMA、20SMAであればOK。
・1時間足:下から480SMA、80SMA、20SMAであればOK。

下図は、トレード直後の4時間足と1時間足のチャートです。

間違った相場認識(4時間足GBP/CHF)

4時間足の移動平均線の並びが、下から120SMA、600SMA、20SMAという状況ですが、これを頭の中でGOサインと思い込んでしまっていました。

短期足が最上位に位置しているケースでは、1時間足と4時間足が反転していても上昇することはありますが、買いのケースでは、下から数値の多い順に並んだ方が、より確実で伸びしろもあります。

とはいえ、ここは間違いを認めて、最低でも引き分けに持ち込みたいです。

ちなみに、1時間足がデッドクロスしていますが、買いトレードでは、5分足の下落を待っている間に、このような状況になることはよくあることです。

エントリーポイント

このような間違いに気づかず、買いのエントリーを決行しました。

5分足エントリーポイント(GBP/CHF 2020/8/11)

エントリーは、通常通りとはいかず、黄色、青の移動平均線と一気に下落しましたので、RSIが35に達した直後も見送り、ピンクのラインで最初のエントリーです。

この雰囲気は、下落基調が強いという感じはしましたが、一旦は戻るといういつものパターンだと感じていました。

一旦は戻る、と言う予想を立てたのが赤のラインです。

もう一度、決済したチャートを掲載します。

トレード結果(GBP/CHF)2020/8/11

途中で上位足の確認ミスに気づいて、引き分けで決済です。やれやれ、というトレードでした。

その後どうなったか?

トレード自体は、チャートの見間違い、判断ミスに早々に気づ来ましたので、なんとかプラスマイナス0に持ち込んで終了することができました。

では、その後はどうなったのでしょう?

下は、その後の5分足チャートです。

決済後の5分足チャート(GBP/CHF)

最初に想定した赤いラインにぴったり当たって反転しています。

ここまで引っ張るか?ですが、それは結果論であって判断ミスによるトレードは、早々に切り上げて正解でした。

取引概要


・通貨ペア:ポンド/スイスフラン【GBP/CHF】
・売買方針:買い
・ストップ:20pips程度
・利食い:目標 20pips程度
・結果:±0

  • この記事を書いた人
ごろちっぱ

ごろちっぱ

ゆったり為替氏に指導を仰ぎ、2014年からFXのスイングトレードを主体として実トレードを開始。2018年に短期トレードの師匠と出会い、デイトレ・スキャルピングを修行中。

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