【2020年7月3日のトレードです】
本日は、豪ドルの買いが堅調です。そこで豪ドル絡みの通貨ペアに狙いを付けてトレードしました。
とはいえ、豪ドル/カナダドルは、前日にチャンスを待っていましたが、結局トレードのタイミングは訪れず、本日に持ち越したわけですが、朝チャートを確認すると、既にチャンスは訪れていて、完全に乗り遅れ状態でした。
最初に、1時間足と4時間足のチェックをします。
移動平均線の並びは、両チャートとも買いの条件で揃っています。
- 移動平均線の並び:下から長期足→中期足→短期足
MACDの状況は、
- 4時間足:微妙ですがゼロ上ゴールデンクロスです ○
- 1時間足:ゼロ上ですがデッドクロスしています △
さて、1時間足が不完全な状況でトレードをするかどうかですが、以下の理由から『上昇する』と判断しました。
EMA(黄色い線)で反発
80SMA(4時間足相当の移動平均銭)で反発
この2つの理由から、買いのトレードポイントを探ります。
ただし、このトレードでは、1時間足のEMAラインの少し下に損切りを入れて、リスク回避します。
取引概要
・取引通貨ペア:豪ドル/カナダドル【AUD/CAD】
・トレード足:5分足
・売買方針:買い
・ストップ:20pips程度
・利食い:目標 20pips程度
トレードする足は5分足です。下図は、エントリー直後のチャートです。
冒頭の通り、最適なエントリーポイント(赤丸部分)を逃しています。
最初のエントリーは『とりあえず』的に、成行で買い注文を入れています。
「もう少し下落してくれたら」と思いつつ、下図の『成行2』(赤丸部分)で、2つめの買い注文を入れました。
利食い目標
ここで、利食いポイントの検討をします。下のチャートは、5分足に利食い目標と、本来入るべきエントリーポイントを記しました。
zigzagベースで見ると、前回の高値から直線でzigzagラインが描かれています。
利食い目標は、前回高値から直近安値までのレート差の半分とします(半値戻し)。
値幅で言うと、23pipsくらいです。
長期戦の様相
成行2をエントリーした後は、順調に上昇しましたが、EMAラインに戻されました。再上昇後もEMAラインを突破できそうになかったので、ここで成行1を決済します(+3.1pips)。
乗り遅れたエントリーが一つ片付いたので、ここからは長期戦覚悟で、放置します。
損切りを切り上げて、利を伸ばす作戦に切替
下のチャートは、その後の経過ですが、何度かEMAライン(青色)に戻されながらも、安値を切り上げて少しずつ上昇しました。
そして、最初に検討した利食い目標に到達しています。
ここで、最初に入れた損切り位置を、買いレートよりも上げて(図のSTOP位置)、勝ちを確定させます。
MACDもゴールデンクロスしましたので、更に上昇する可能性があると判断しています。
トレード結果
下のチャートは、成行2以降のトレード範囲を示しています(ピンクの範囲)。
利食い目標に到達後、一旦は下落しますが、5分足のSMA20(移動平均線)で2度反発して再上昇しています。
満足できる利食いポイントに到達しましたので、ここでトレード終了です(+18.6pips)。
2つのエントリーのトータルで、21.7pips獲得です。