今回は、トレードの報告ではなく、スキャルピングトレードを想定したシミュレーションを行ってみたいと思います。
もしトレードをしていたら、、、というエアトレードです。
1分足チャートの場合、5時間前くらいまで遡れますので、次のトレードのチャンスを待つ間に、学習を兼ねたシミュレーションを行い、デイトレード(スキャルピング)の技術を上げていこうと考えています。
シミュレーション概要
任意の通貨ペアを選び、1時間足で現在のローソク足の位置を確認します。
- 現在のローソク足が黄色い線より上:買い
- 現在のローソク足が黄色い線より下:売り
1分足でも同じチェックを行うと、豪ドル/米ドル:【AUD/USD】にトレードチャンスがあることが確認できましたので、トレードの検証をしてみます。
・取引通貨ペア:豪ドル/米ドル:【AUD/USD】
・売買方針:買い
・トレード足:1分足
トレード結果は、下図の通りでした。
考察1
黄色い線付近で安値を更新して、zigzagの底が出来上がりました。押し目買いのチャンスです。Zigzagの底が黄色い線より下にありますが、少しなので無視する事にします。
押し目から4本目でMACDがゴールデンクロスしました。このタイミングで「買い」のエントリーをしたとしましょう。
その時、利食いをどうするか
エントリー後、6本目の足(赤丸部分)の位置が利食いを考えるタイミングでしょう。その後もチャートの通り、グングンと上昇しています。上の赤丸部分で利食いできたならば満足度は100%でしょう。
しかし、レートはさらに上昇を続けて、zigzagの頂点ができました。仮にこの位置で利確できたとすれば、最大の利益を獲得出来ました。
それを可能にするとすれば、手動で損切り位置を切り上げていく方法でしょうか。つまり、「手動トレール」で追っていくということになります。
今後のスキャルピングトレードでは、こうしたテクニックを身につけることが課題なのかなと、そう感じる今日この頃です。
考察2
黄色い線より少し上の位置で2回目の押し目ができ上がりました。その後、11本目の足でMACDがゴールデンクロスしました。ここで「買い」のエントリーを仕掛けたとしましょう。
押し目を付ける位置が重要?
図にあるように、最初の押し目直後よりもレートの切り上がりが鈍いです。それは、押し目を付けた位置が、前回の高値位置から近かったからでしょうか?また、黄色の線から離れた位置だということも気になります。
このケースでは、大きな利益は期待出来ないでしょう。もし、エントリーをした後であれば、素早く撤退するのが無難だったと思います。
2度目のチャンスには、2匹目のドジョウはいなかったようです。
以上の2つの考察から、「利食い」と「撤退時」のタイミングの難しさが分かりました。当面は最初の利食いポイントで決済する予定ですが、徐々にトレールを利用していこうと考えています。
なお、このトレードに利用するインジケータがすべて搭載され、スプレッドが狭い国内のFX業者は、ヒロセ通商のLIONFXとなります。
スキャルピングの練習に用いたツール
このトレードに利用しているツールは、スキャルピング専用のインジケーターです。
MT4にインストールして利用するツールですが、筆者はこれを分析用ツールとして使い、実際のトレードは、いつも利用しているLIONFXの口座で行っていました。
すると、練習しているうちに面倒だなと思い始め、MT4の利用とスキャルピングの練習を兼ねる意味で、MT4に一本化しました。
また、スキャルピングのバックテストや練習用に採用したインジケーターは、無料のお試し期間がありましたので、利用させてもらいました。(下記URL)
相性が良かったので、そのまま有料版に切り替えて利用しています。
トレード動画
Youtubeから引用しています。