1分足スキャルピング

引き分け再試合(豪ドル円スキャルピング)

スキャルピングにしてもデイトレードにしても、完璧だと思って入ったエントリーでも、なかなか利が乗らなくてイライラすることがあります。

シナリオが完璧だと思うほど『ここから上昇(下落)するだろう』と思い込んでしまい、判断の誤りに気づくのが遅れてしまいます。

今日は、そんなトレードの例を紹介そします。

取引概要


・取引通貨ペア:豪ドル/円【AUD/JPY】
・売買方針:売り
・ストップ:黄色い線より少し上
・利食い:満足する位置

1時間足、5分足、共に黄色い線の下で価格が推移していました。売り目線でのトレードチャンスです。1分足で黄色い線にタッチして下落する局面での、戻り売りのエントリーチャンスです。

1分足で、黄色い線の少し上で高値を更新して下落を開始しましたので、MACDのデッドクロスを待ちます。一旦下落しましたが、MACDがデッドクロスするに至らず、1度エントリーを見送ります。

その後、上昇気配を見せましたが、再び下落に転じてMACDがデッドクロスしたところで売りのエントリー。

ここまでは、シナリオ通りのトレードでしたが、ここから下落してくれません。少しだけ利が乗りましたが、そこからレートがウニウニし始めました。

『下落するはずだ』という妄想から、この勢いのない状態でポジションを温めましたが、デッドクロスしたMACDの口が閉じ始めました。このまま保有すると、MACDがゴールデンクロスして反転上昇する可能性が高いので、自ら決済してトレード終了。

トレードを終えて

『逃げるが勝ち』とは、まさにこのことだったように思います。

どっちつかずの状態でポジションを持ち続けて、思い通りに相場が動いてくれたら御の字ですが、反転して逆に動いたら、一気に損切りに合います。

ということで、なかなか決着がつかないトレードは、逃げて次のチャンスを待つ方が得策だと思います。

  • この記事を書いた人
ごろちっぱ

ごろちっぱ

ゆったり為替氏に指導を仰ぎ、2014年からFXのスイングトレードを主体として実トレードを開始。2018年に短期トレードの師匠と出会い、デイトレ・スキャルピングを修行中。

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