1分足スキャルピング

豪ドル/円売りで+15.0pips【1分足スキャルピング】

豪ドル/円は、5月中旬からジワジワと上げ続けて、4時間足の移動平均線のオーダー的には、買いのトレンドに転換したと判断しています。

6月8日以降の下落は、調整が入っているのかもしれません。買いのトレードは一旦見送るとして、1分足で調整の下落に乗っかれるチャンスを伺います。

最初に、1時間足の様子を確認します。

1時間足の環境認識(豪ドル円)

1時間足のミドルラインが4時間足のミドルラインを下抜けています。
ローソク足は、EMAラインを下回っていて、MACDはゼロ下デッドクロス中。

上位足での相場状況は、売りの条件として整っています。

次に、5分足の状況を確認します。

5分足の環境認識(豪ドル円)

現在のローソク足が、EMAラインより下に位置しています。既にデッドクロスして大きく下落していますので、次の波では大きく狙えないように感じます。

リスクが高めのトレードになる可能性あり

5分足チャートの状況を考えると、少し前にもトレードチャンスがありました。初動を逃してしまったようです。

トレードのタイミングは、1分足で戻りを付けて再下落する場合、そこがチャンスになります。下のチャートは、1分足の状況です。

既にエントリーしたチャート図ですが、エントリーポイントは、MACDがデッドクロスしたタイミング(赤丸部分)です。

1分足エントリーポイント(豪ドル円)

ローソク足がEMAライン近くまで戻って再下落するのが理想ですが、この形は『戻り』をつけて再下落するパターンです。Zigzagで見ると分かりやすいです。

Zigzagの頂点とEMAラインのレート差が20pips弱あります。損切りは、EMAラインを目安にしますので、40pips近くになってしまいます。リスクリワードを1:1程度でトレードする場合、利食い目標は40pipsです。

取引概要とトレード結果は、以下の通りです。

取引概要


・取引通貨ペア:豪ドル/円【AUD/JPY】
・トレード足:1分足
・売買方針:売り
・ストップ:40pips程度
・利食い:目標 40pips程度

1分足トレードでの損切りが40pipsというのは、いかにもリスクが高いトレードに聞こえますが、トレードを実行する理由は、1時間足、5分足、1分足が、同じ傾向を示していると判断できるからです。

現在のローソク足がEMAより下
MACDがゼロ下デッドクロス中
EMAラインに戻りを付けている

これが、マルチタイムフレームによって、売りを検討する場合のおよその相場確認方法です。

トレード結果

1分足スキャルのトレード結果図

1分足では、何の抵抗もなくスルスル下落していきました。直近安値に到達したところでトレード終了です。+15.0pips。

ここからトレールでも仕掛ければ良いのですが、『ダブルボトム』ということも考えられるので、欲を出さずに利食いです。

トレードを終えて

損切40pipsを想定という、1分足にしてはリスクが高いと思われるトレードでしたが、実際の損切りは20pips程度を想定していました。

その場合の損切り位置は、直近のzigzag頂点を超えた地点です。

パーフェクトオーダーでしたので、そういう心配は殆どしてませんでしたが。

  • この記事を書いた人
ごろちっぱ

ごろちっぱ

ゆったり為替氏に指導を仰ぎ、2014年からFXのスイングトレードを主体として実トレードを開始。2018年に短期トレードの師匠と出会い、デイトレ・スキャルピングを修行中。

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