今日は、じっくりチャートを眺める時間が無いので、もしチャンスがあれば、わずかな時間での1分足スキャルピングをと思い、チャートに向かいました。
豪ドルとNZドルに、1時間足で似たような動きを確認できました。以下は、AUD/USD、AUD/JPY、NZD/JPYの3通貨ペアの1時間足です。
これらの通貨ペアは、5月の後半から強い上昇を続けて、筆者的には短期売買をする上では、買い目線に転換したという判断をしています。
現在のローソク足が、EMA(黄色いライン)より上にあります。このケースは、買いオーダーですが、MACDがゼロラインより上に位置していますが、デッドクロスしています。
トレードの判断としては、『中止』を決める材料です。しかし、上昇真っ只中にありますので、5分足をチェックしてみます。1分足スキャルなので、相場の判断は1時間足と5分足です。
現在のローソク足が、EMA(黄色いライン)より上にあります。そして、5分足は上昇中にあり、MACDがゼロラインより上でゴールデンクロス中です。
トレード決行です。
取引概要
トレード1
・取引通貨ペア:豪ドル/米ドル【AUD/USD】
・売買方針:買い
・ストップ:10pips程度
・利食い:目標 10pips
トレード2
・取引通貨ペア:豪ドル/円【AUD/JPY】
・売買方針:買い
・ストップ:10pips程度
・利食い:目標 10pips
トレード3
・取引通貨ペア:NZドル/円【NZD/JPY】
・売買方針:買い
・ストップ:5pips程度
・利食い:目標 10pips
1分足でスキャルピング実行
EMAラインにzigzagが押しを付けた後、MACDがゼロ上地点でゴールデンクロスした瞬間にエントリーします。
相場の状況として1時間足がデッドクロス中のため、大きな利益は望まずに10pips程度を狙ってトレードします。
1分足の経過とトレード結果
豪ドル/米ドル【AUD/USD】
EMAラインと押しを付けたzigzagの底が、5pips弱離れています。
そして、MACDがゴールデンクロスしたローソク足と押しを付けたzigzagの底が5pips以下です。
損切りは、EMAラインを割った位置で考えています(エントリー後に設定予定)。つまり、損切りする場合は、10pips以下になります。
利食い目標を10pips程度にしましたが、上昇の具合が強くないので、図の『トレード範囲』にある上昇中のローソク足で、スパッと利食いしました。+5.3pipsの微益です。
豪ドル/円【AUD/JPY】
zigzagがEMAに押しを付ける位置や、MACDがゴールデンクロスした位置のEMAからのpips差など、豪ドル/米ドル【AUD/USD】の動きに非常によく似ています。
上昇の勢い、ローソク足の陽線・陰線の出現具合なども酷似しています。
損切りする場合、10pips以下になります。
利食い目標に届いていませんが、豪ドル/米ドルと同じタイミングで利食いしました。+5.3pipsの微益です。
NZドル/円【NZD/JPY】
zigzagがEMAライン上で押しを付けていますので、損切り位置を浅く設定出来る理想的なスキャルピングの形です。
MACDがゴールデンクロスした位置のローソク足からEMAラインまでは5pips程度ですから、損切りする場合は、5pipsで収まります。
利食い位置は、似たような値動きをしている豪ドル/米ドルと豪ドル/円を参考にすると、直近の高値を超えて上昇していますので、図の位置(トレード範囲)では、早いような気もします。
ですが、ここは多くを期待せずに利確です。+4.8pipsの微益です。
3通貨ペア合わせて、+15.4pipsで終了です。
トレードを終えて
1分足でのスキャルピングは久々でしたが、微益とは言えプラスで終えたことに満足しています。
利食いが早めだったのは、1時間足がローソク足では上昇中とは言え、MACDがデッドクロスしていたことが、心のどこかにありました。
では、その後のチャートはどうだったのか?気になるところなので、翌日チェックしました。
頃合い良く利食いできたと思います。
というか、上位足に不安を残すトレードより、パーフェクトオーダーの状況でトレードした方が、利が一番伸びるし安心だと言うことですね。