期待通りのトレード成果が出ない状況が続いています。この状況で、ポンド/円の典型的なレンジ相場を見つけました。
そこで、昨日(16日)はポンド/円を中心に攻めました。
ポンド/円の5分足
取引チャンスはないか?とチャートを眺めていたところ、下の5分足に遭遇しました。144.80円から145.40円までの範囲で動いているレンジ相場です。5分足なのに、レンジの幅は60銭もあります。
そこで、上昇から下落に転じるタイミング、あるいは、下落から上昇に転じるタイミングで売買を繰り返しました。
レンジのトレード方法
ゆったり為替は、週足から月足を使ったトレードを得意とします。すなわち、インジケーターは不要です。
しかし、1分足や5分足の場合、インジケーターなしでは相場判断が難しいです。
そこで、スキャルピングの手法を採用しました。下の通り、MACDがマイナスに転換したら売り(赤丸部分)、しばらく様子を見て下落したら決済(白丸)という具合です。
下落から上昇に転じる場合は、MACDがプラスになったら買い、しばらくして上昇したら利食いするという方法です。
この取引の結果、5戦して5勝となりました。
レンジを取引する場合のメリット
スキャルピングでレンジを取引したのは初めてでした。このトレードで感じたメリットは、「取引回数を多くできる」ことです。
5分足で、レンジの上限に来たら下落を狙います。逆に、レンジの下限に来たら、反転上昇を狙います。5分足なので、短い時間でチャンスが何回もやってきます。
そして、レンジが続く限り、利食いできます。すなわち、勝率が高くなります。
レンジを取引する場合のデメリット
レンジの最大のデメリットは、おそらく、トレンド相場のように大きな利食いを狙えないことです。レンジの範囲内で利食いを狙いますから、1回のトレードで得られるpipsは、どうしても小さくなります。
また、昨日のポンド/円のような、幅の大きなレンジの出現頻度が小さいこともデメリットでしょう。
幅の広いレンジに出会えたら、幸運です。