FXの5分足手法

豪ドル/円(AUD/JPY)相場分析

豪ドル/円(AUD/JPY)は、9月以降下落トレンドが続いていましたが、10月の中旬以降から移動平均線がようやく売りオーダーに揃い、何度かトレードチャンスがありました。

そこで、今日は10月31日ということで、11月2日(月曜日)以降のトレードする場合のシナリオを立ててみたいと思います。

分析概要


・通貨ペア:豪ドル/円【AUD/JPY】
・時間軸:4時間足、1時間足、5分足
・売買方針:未定

4時間足チャート

【AUD/JPY】4時間足チャート2020年10月30日

移動平均線で売りの目線に変わったのがチャート図にある10月15日のラインです。値動き的には、数日間にわたってレンジのような動きが続き、再下落しています。現在(10月30日【金曜日】)は、再び揉み合っているような値動きになっています。

また、MACDがゼロラインより下でデッドクロス中ですが、そろそろゴールデンクロスするかもしれません。

売り目線と言いたいところですが、下位足もチェックしてみます。

1時間足チャート

【AUD/JPY】1時間足チャート2020年10月30日

1時間足では、下降→レンジ→下降と推移して、現在は再び調整とも思えるレンジになっています。

移動平均線の並びは、売りのオーダーで推移しています。

そこで、今後の展開を予想するために、直近の下降にフィボナッチリトレースメントを充ててみました(下図)。

レンジブレイクから強い下降があり、38.2%の戻りがあって再び下降しています。この下降がどこまで続くかは不明ですが、直近の安値辺りまでは行くのではないか?と予想したくなります。

そこで、どこまで下がる可能性があるかを予想するために、直近高値からフィボナッチエクスパンションを充ててみます(下図)。

フィボナッチエキスパンション【AUD/JPY】1時間足チャート2020年10月30日

最初の反発予想地点であるFE161.8で一度止まり、それを突破しています。そして、38.2%の戻りがあって、再下降。この下降の次の反発地点は、FE261.8と予想できます。

しかし、相場はそう甘くはありませんので、根拠は複数合った方がトレードしやすいです。

そこで、1時間足の下降の起点にフィボナッチエクスパンションを充ててみます(下図)。

下降トレンドの高値からFE161.8できれいに止められています。再下降後は、FE261.8で再び止められ、現在は2度反発したところです。

ここが上昇の転換点となるかもしれません。

さらに、5分足を確認してみます。

5分足チャート

5分足には、1時間足のフィボナッチリトレースメントFR38.2のラインと5分足の直近高値からのフィボナッチリトレースメントを引いています。

現在値は、5分足FR38.2で止まっており、再び下降する気配があります。仮に下降した場合は、1時間足のFE261.8が目標となると予想できます。

そうすると、FE261.8では3回止められることになり、そこから上昇が開始するかもしれません。

5分足で売りのトレードを実行する場合は、利食い位置を1時間足のFE261.8にするというシナリオが書けそうです。そして、1時間足では、11月以降どこかで上昇トレンドが始まるかもしれません。

  • この記事を書いた人
ごろちっぱ

ごろちっぱ

ゆったり為替氏に指導を仰ぎ、2014年からFXのスイングトレードを主体として実トレードを開始。2018年に短期トレードの師匠と出会い、デイトレ・スキャルピングを修行中。

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