今週末は、豪ドルがらみの通貨ペアで買いのトレードチャンスが見られました(筆者のトレード方法による)。
来週も継続して上昇するとすれば、チャンスがあるかもしれません。引き続き、豪ドル絡みに加え、NZDドル絡みの通貨ペアにも注目します。
今日は、週明け早々にトレードチャンスが来そうな通貨ペアを見つけましたので、メモ的に記録しておきます。
文末に、2020年7月6日(月曜日)のチャートを追記しておきました。
分析概要
・通貨ペア:カナダドル/円【CAD/JPY】
・時間軸:4時間足、1時間足、5分足
・売買方針:買い目線
4時間足チャート
移動平均線(20SMA)が、日足相当の移動平均線(120SMA)をゴールデンクロスして、買いのオーダーとして揃いました。
揃ったばかりですが、MACDもゴールデンクロスしています。
ローソク足は、日足相当の移動平均線(120SMA)を上抜けています。
1時間足チャート
1時間足のチャート上では、4時間足相当の移動平均線(80SMA)が週足相当の移動平均線(480SMA)をゴールデンクロスした時点で、買いのオーダーが揃っています。
ローソク足で数えると、6本前(6時間前)当たりでしょうか。
MACDは、小さくて見えにくいですが、ゴールデンクロスしています。
上位足の条件としては、買いのパーフェクトオーダーです。
5分足チャート
下は、ニューヨーク市場が終了した時点での、カナダドル/円(CAD/JPY)5分足チャートです。
移動平均線の並びが揃ったのは、黒い線の当たりです。
これで、上位足とトレードする足の時間軸でオーダーが揃ったことになります。
5分足でエントリーポイントを探す
では、実際にトレードする場合のエントリーポイントを探してみましょう。あくまでも予測です。
赤の破線は、トレードできる場合のローソク足の動きを描いています。
このまま下落して、黄色い線、青い線、ピンクの線の何れかで反発して上昇するというシナリオです。
その場合、RSI35%を目安にエントリーしていきますので、どのラインでエントリーできるかは、不確定です。
反発せずに落ちていく可能性もゼロではありません。
また、チャート通りに推移する場合、反発後の上昇幅も大きくないと予想します。
一応、ここまでが現時点で描けるシナリオです。
早朝にチャンスが来たら
週明けのチャンスとはいっても、早朝にチャンスが来るかもしれません。でも、オセアニア市場開場後に合わせて起床することはないです。朝起きて、エントリーポイントが過ぎてしまったと言うこともあり得ます。
たまたま見つけたオーダーなので、メモしておきました。
カナダドル/円の推移
さて、先週予測した結果はどうなっているでしょう?
下に、先週予測したチャート図と、7月6日(月曜日)のチャートを並べてみましょう。
窓が開きました
最初に、先週金曜日の終値と本日の始値を確認しましょう。
・先週金曜日の終値:79.285
・今週月曜日の始値:79.180
約10pips(10銭)の価格差があります。『窓』が空いています。
窓のトレードは、早朝のスプレッドと相談しながらトレードするか、しないかを判断しますが、この価格差ならトレードしてもお釣りが来るでしょう。
窓のトレードにつきましては、別記事『窓埋めトレードの検証』に記載しています。
ピンクラインまで下落&反発
次に、先週描いたトレードのシナリオです。
黄色、青、ピンクのラインの何れかで反発したポイントを、エントリーポイントとしていました。
チャート図では、月曜日の始値がピンクのラインでしたので、エントリーは1本となります。
20pipsくらいの利益が出ましたが、筆者は8時に起床しましたので、トレードできませんでした。
この5分足トレードのルールや手法については、別記事『5分足によるFX手法|移動平均線の設定と使い方』でご案内しています。