2020年5月9日(金)は、米雇用統計発表日です。
近年の米雇用統計発表直後を見ますと、為替レートが大変動する例は少なくなりました。しかし、値動きはやはり大きく、スプレッドも広がる傾向です。
そこで、発表前(20時頃)を目途に取引終了させる予定で、ポンド円を売りました。
ポンド円の1時間足チャート
下は、ポンド円の1時間足チャートです(FXプライムbyGMOから引用)。下落トレンドと言って良いでしょう。
そこで、赤矢印部分、すなわち陰線が出たところで売りました。16時頃です。20時頃までに決済したいので、残された時間は4時間くらいということになります。
下は、上のチャートを拡大したものです。この拡大チャートだけ見ると、上昇トレンドに見えなくもありません。
しかし、先ほど確認しました通り、全体としては下落傾向ですから、売りました。そして、推移を見守りました。
20時頃の為替レート
そして、下は、その後の値動きを示したものです。赤の矢印部分が20時のローソク足です。
取引開始後、やや円高傾向でしたが、値動きが小さいまま推移しました。よって、1.9pipsの利食いで終了となりました。
途中、10pipsの含み益になった場面もあったのですが、ちょうど良い時に、なかなか都合よく利食いできるものではありません(30pipsほどの利幅を狙っていました)。
その後、為替レートが上昇していることが分かります。これは、米雇用統計発表を受けた後の値動きです。
このチャートだけ見ると、上昇トレンドとしか思えません。やはり、重要指標発表時は取引を控え、その前に決済するのが良さそうです。