7月はトレンドが発生した通貨ペアが多かったように思います。トレーダーの皆様は、さぞかし稼がれたことでしょう。
さて、7月31日の米ドル/円とクロス円のチャート図を下に並べました。すべて5分足です。
上位足で見ると、トレンドが継続して続伸した通貨ペアもあれば、転換して急騰した通貨ペアもあり、様々です。
要するに、円が急激に売られたということです。理由は分かりません。
5分足のZIGZAGベースで、1本のラインの底から天井までを見て、どのくらい上昇したかを確認すると、
- 米ドル/円:約160pips
- ユーロ/円:約105pips
- 豪ドル/円:約70pips
- ポンド/円:約240pips
- スイスフラン/円:約110pips
- カナダドル/円:約115pips
こういう感じです。
ポンド円が突出していますが、さすがですね。そして、最小が豪ドル/円で唯一の二桁台です。
これを獲得したトレーダーは、うらやましいですね~。
来週の狙い目
さて、来週の最初は、豪ドル/円の買いチャンスを狙っていこうと考えています。
下のチャート図は、日足と4時間足です。
日足を長い期間で見ると、上値は徐々に切り下がってきている様子が分かります。
一方、4時間足で見ると、長い期間上昇トレンドが続いているように見えます。この4時間足の上昇が、どこまで続くか?
上昇は続くのか?
日足のチャートの右上に赤丸があります。下図はその拡大図です。
緩い下降が分かるラインが黒のラインです。
現在との価格差は、250pips(2円50銭)ほどあります。上値の抵抗とも読める黒いラインまで上昇が続くとすれば、十分な利益を獲得できます。
前回高値が、前々回の高値を超えていますので、上昇を期待できる形ではあります。ただし、相当な高値圏ですから、日足の上値抵抗線に戻される可能性も十分あります。
トレード足
トレードする足は、5分足です。下図はシナリオです。
このトレードで紹介している、5分足のルールでトレードします。相場認識する際の上位足は、4時間と1時間足ですが、7月31日(金)の上昇で完全に整いました。
どの移動平均線で反発するか不明ですが、このような動きをした場合は、いつも通りにエントリーしていく予定です。
月曜日の窓開け
来週月曜日の始値が、窓開けでスタートするとやっかいです。
思いっきりピンクの移動平均線まで下落してくれると、トレードしやすいですが、中途半端な位置だと、買いようがありません。
ということで、トレードは、月曜の成行次第になるでしょう。
窓開けはどうなった?
さて、週も月も明けて、8月がスタートです。先週、狙いを付けておいた豪ドル/円はどうなったでしょうか。
朝チャートを確認しました。
下は、先週金曜日と、今朝(月曜日)を並べています。
7月31日の終値と8月3日の始値とに窓ができました。
そして、移動平均線の青で反発して、既に窓が埋まっています。
指値でトレードするか?ですが、やりませんw
ただし、早起きして窓埋めのトレードなら、スプレッドと窓の開き具合と相談してやるかもしれません。
ということで、豪ドル/円は、買い目線で注視します。
なお、窓埋めのトレードは、別記事「窓埋めトレードの検証」で詳しく解説しています。