先週(4月17日)のポンド円(GBP/JPY)トレードでは、少しバイアスがかかった状態でチャートを眺めた結果、トレード(売り)は、とても苦しい展開になってしまいました。
その反省も込めて、今週はしっかりと方針を打ち立てて、トレードの判断を行おうと思います。
とはいえ、依然として目線は『売り』です。
相場分析
下図チャートは、「ゴールデンウェイジャパン(FXTF MT4)」からの引用です(以降同じ)。
・取引通貨ペア:ポンド/円【GBP/JPY】
・分析する時間軸:4時間足
・売買方針:売り目線(未確定)
4時間足は依然レンジ
最初に、表示している移動平均線(SMA)の説明です。
4時間足に表示させている移動平均線は、日足相当と週足相当のラインです。
週足相当:600SMA(日足ローソク足5本換算)
日足相当:120SMA
4時間足:20SMA
図のチャートを見渡しますと、大きな下落後に反転して上昇基調にも見えます。132.50円辺りで『押し』を付けて、ここから再上昇?という展開も考えられましたが、上値135.745を付けて戻り始めています。
この上昇が、大きな下落後の『調整』だとすれば、ここから下落する展開になるかもしれません。そこで、4時間足の状況を確認します。
現在(2020年4月20日)の並びは、上から週足、4時間足、日足です。4時間足のSMAが週足と日足に挟まれている『レンジ』の状況と判断しています。
ダイバージェンス発生中
4時間足では、ダイバージェンスが発生しています(黒線部分)。また、MACDがゼロラインより下でデッドクロス(赤丸部分)しています。下落する要素が揃いだしました。
この状況から、下落する可能性が十分あるでしょう。但し、確定ではありませんので、今後も定期的にチェックを続けます。
下落する場合の理想的な展開
では、この状況からどのような展開になるのが理想的でしょうか。
4時間足チャートでは、132.50円辺りに強めの抵抗線があります。また、この価格帯は、Zigzag(黄色い線)ベースでのダイバージェンスを発生させた、直近高値(135.745)の押し安値にもなっています。
132.50円を下回ってから下落と判断するのが妥当だと考えています。そして、移動平均線の並びが上から600SMA、120SMA、20SMAとなった場合に1時間足の相場状況の確認へと進みます。
もし、再び132.50円辺りで跳ね返される場合(青い点線)は、戦略の見直しです。
今後の展開ではトレードも
トレードに発展する場合、4時間足、1時間足共に、条件揃っていれば、更に5分足で条件が揃うまで待ちます。チャンスがあればトレードしますし、無ければ見送りです。
今回は慎重にトレードを検討します。