【2020年8月7日のトレード】
今日は、トレード中に急用が生じて、外出先でMT4アプリで追加ポジションを取るというトレードを初体験しました。
その悪戦苦闘した状況を記録したいと思います。
その前に、トレードした豪ドル/米ドルの相場がどういう状況かを確認します。
豪ドル/米ドルの週足
豪ドル/米ドルが反転下落か、続伸するかに注目していた今週ですが、上昇トレンドが続く限りは買いのトレードを仕掛けたいところです。
下は、週足チャートです。
高値をザックリと結んだ赤のラインは、以下の通りです。
左端の赤丸:2013年10月20日の高値
中間の赤丸:2018年1月21日の高値
こうしてみると、上値抵抗線ともいえなくはないです。つまり、長期的な期間で考えると、今の価格は転換点に来ているのではないか?というのが分かります。
この週足を見てトレードをすることはありませんが、上抜けするのか、過去のように反発して下落するのか、そういう視点で捉えることができます。
豪ドル/米ドルの日足
下は日足チャートです。
赤のラインは、週足に引いている上値抵抗線です。3つの丸がありますが、それぞれ以下のポイントです。
黒丸:直近最安値を更新する前の「戻り高値」
青丸:直近最高値を更新(V時回復)
赤丸:週足上値抵抗線を上抜け
という状況です。
そこで、この先の状況がどうなるのか、来週も注目したい通貨ペアです。
トレードの検討
トレードの判定は、4時間足と1時間足で行います。但し、週足、日足は上記の状況ですから、大きく狙うという状況ではないです。
下は、4時間足と1時間足です。
緩い右肩下がり勾配の黒いラインは、上記した週足の上値抵抗線です。若干ですが上抜けしている様子が分かります。
どちらの時間軸でも、前回高値を更新していた上でのダブルトップを形成しているように見えます。
上昇するか、下落するか、どちらともいえませんが、移動平均線の並びは、完璧な買いオーダーで揃っている状況です。
MACDも、ゼロ上でゴールデンクロスしていますので、いわゆる「パーフェクトオーダー」です。
5分足のエントリーポイント
下は、エントリー直後の5分足です。
エントリーの目安としている黄色の移動平均線を下抜け、RSIが35に達したところで成行で買いエントリーしました。
ここまでは、いつも通りです。
ここで、急遽外出しなけらばならない用事ができました。
MT4アプリはスマホにDL済ですが、観察することはあっても、エントリーしたことがありません。外出先で、スマホを確認することができるかどうかも不明。。
しかし、”やれるところまでやってみよう”ということで出発!
MT4アプリでエントリー
下は、MT4アプリでエントリーした箇所を赤丸で囲った5分足チャートです。MT4アプリの画像を取る余裕がありませんでしたので、PCの前に戻ってからのキャプチャーです。
成行2、3がMT4アプリで取ったポジションですが、どちらも早すぎでした。しかし、3度ほどスマホを見られるチャンスでの判断でしたので、しょうがありません。
これは利食いを上手くやらないと敗戦してしまいます。
利食いポイント
利食いは、PCで2回に分けて実行しました。
最初に、高値で買った成行1と2をプラマイゼロくらいで決済です。
残ったポジションは、フィボナッチラインを前回高値から直近安値まで引いて、50%くらい戻した辺り(半値戻し)を目標にします。
目標を超えたところで、成行3を決済して終了です。
成行1,2で+0.6pips、成行3で+13.8pips、合わせて14.4pips獲得です。
取引概要
・通貨ペア:豪ドル/米ドル【AUD/USD】
・売買方針:買い
・ストップ:20pips程度
・利食い:目標 20pips程度
トレードを終えて
MT4アプリでのトレードは、今回が初でした。感想としては「使いやすいとは言えない」です。
まず、チャートを確認してから、エントリーするまでのプロセスが長い。最低3回タップしなければエントリーできません。
5分足や1分足でトレードする場合、この間の価格変動を確認できないのがデメリットと感じてしまうでしょう。クイック注文があれば話は別ですが。
そういうスマホ用のMT4プラグイン、あるのかな?
参考までに、MT4アプリの画面です。インジケーター設定範囲は、自由度が高いので分析用としては十分な機能を備えています。