クロス円のチャートをぼんやり眺めていたら、カナダドル/円(CAD/JPY)が何やら売りトレードでのチャンスの予感です。
じっくり眺めてみましょう。
分析概要
・通貨ペア:カナダドル/円【CAD/JPY】
・時間軸:4時間足、1時間足、5分足
・売買方針:売り目線
4時間足
最初に4時間足です。移動平均線の並びは下図の通り、売りの条件が揃っています。
MACDは、デッドクロスしていますが、ゼロ上なので完璧ではありません。しかし、デッドクロスしているということは、売り圧力が優勢になる可能性があります。
1時間足
移動平均線に並び、MACDがゼロ下デッドクロスで、売りの条件が完璧に揃っています。
ローソク足単体で見ると、一旦戻りを付けて陰線のピンバーで終了しています。
5分足
こうなると、5分足で売りのタイミングがやって来るという期待が持てます。
移動平均線の並びが売りの条件を満たして綺麗に下落が続いていた後、戻りを付けながら続落しています。しかし、指値を入れるいつものパターンに、既に達して下落しているようにも見えます。下図の赤丸部分を拡大してみます。
1本目の指値を入れる黄色い線に達しています。そして、最初の利食いポイントの目安とする『半値』近くまで戻しています。どうやらトレードのタイミングは過ぎ去ったようです。
ダイバージェンスが発生中
現在、5分足にヒドゥンダイバージェンスが発生していることが確認できます(赤線部分)。これは、一般的に『トレンド継続』を示唆しますので、継続して下落していく可能性もあります。
ただし、MACDのデッドクロスを結んだラインが、MACDゼロラインを跨いでいますので、確率的には高いとはいえません。
月曜の始まり値に注目【窓のトレード】
現在眺めているチャート(レート)は、2020年5月1日金曜日の終値です。来週月曜日始値が金曜日の終値より高い場合、窓埋めをする可能性があります。
その場合、下落方向にレートが動くことになりますので、エントリーのチャンスが来るかもしれません。
なお、窓のトレードと5分足トレードは、分けて行う必要があります。
窓のトレード方法につきましては、下の記事『窓埋めトレードの検証』でご確認ください。